インスタネット用レザーケースを自作する
|
- 2014/06/25(Wed) -
|
いきなりですみませんが インスタネット用のレザーケースを自作することにしました。 僕のインスタネットにはリリースネットというのが装着されています。 クレモナネットと呼ばれる古くからある手編みネットに比べ、魚に優しいとの触れ込みですが、、 果たしてどうかなぁ~? 実際使ってみると、ルアーのトリプルフックとの相性は最悪。 網の繊維に針が刺さるとなかなか取れない モタモタしている間にもネットの中で魚が暴れ、さらにフックが魚にダメージを与えるという始末。 キャッチ&リリースを考えた場合、これでは駄目だなぁ、、 管理釣り場ではひと昔前からラバーネットが常識になっていて、 魚へのダメージも、ルアーが絡むのも皆無で非常にいいものなんだけど、 重さもあるし、素材自体に張りがあるために、フィールドに持って行くというのもあまり現実的ではないカンジ、。 湖とか本流だとアリかもしれないけど、、 そこで、ラバーネットとリリースネットの中間的存在の ラバーコーティングネット というのを入手しました。 サイズにバリエーションが無いのが問題ではありますが、 ひとまずコレでいってみます。 上州屋で売ってるネットから網の部分だけを外す。 サイズはノーマルのインスタネットにピッタリでした。 使ってみたカンジも上々。 魚へのダメージも大丈夫みたい。 ただ、ネットにボリュームが出てしまうため、ケースに収まらなくなってしまった。 というわけでケースを自作しようと思い立った次第。 まずはモールド作りから。 この作業はスノーボード制作でコツコツ買い集めた機材があれば難なくできました。 次に、近所の革細工用品の専門店で革用品を調達しました。 ヌメ革って言うのかな? このくらいのサイズで¥2500くらいでした。 水でビショビショに濡らしたらモールドに当てて良さそうな位置で締め込みます。 見たところ綺麗に革が伸びているカンジ? 見えない所でシワもあることでしょうが、構わず進めます。 このまま乾燥すれば型が付くという具合。 しばらくしてから様子をみると、 何やら表面にカビみたいな黒い斑点が、、 次第に増えてる? 何だこれは! 慌ててググると、鉄染みというやつみたいで、革の表面に付着していた 鉄粉と、なめしに使われるタンニンが革が濡れることによって反応し、黒い染みになるというもの。 僕はお風呂場で革を濡らしたんだけど、古い水道管などは水に鉄分が混ざっていたりするようで、そういったところからもわずかな鉄分が悪さをしてしまうようです。 僕の場合は、モールド製作の際に飛び出した木ネジを削ったりしたので、 そちらが原因かと、、 で、 染みになってしまった場合の対処としては、レモン汁を塗るといろんなサイトで書かれていましたので、 冷蔵庫からポッカレモンを持ってきて 二倍希釈 ティッシュを患部に掛け、そこにレモン汁溶液をタラ~ 10分くらい放置したら、ほとんどシミは見えなくなりました。 現在は濡れた革を乾燥中です。 |